イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】
第6章 接吻 ※R18
「ユ、ユーリっ///な、なにを……」
突然の事に驚き、
困惑するサラ。
そのぷっくりと膨らんだ愛らしい唇に
ユーリはそっと
自分の唇を重ねた。
「!!!!!」
サラは大きく目を見開き
身体に緊張を走らせた。
一瞬
何が起きたのかわからなかった。
愛しい人からの
突然の
初めての口づけ。
心臓が飛び出そうなほど大きく跳ねる。
サラはくらくらと眩暈がし
頬を赤く染めた。
そのまま暫く触れるだけのキスを続けると
ちゅっ…と水音を立てて離すユーリ。
唇が触れる距離で
「ごめんね
こんな方法しか思いつかないんだ。
でも
どうしてもサラ様を助けてあげたいから」
そういうと
サラに答える隙を与えず
再び唇を重ねた。
どうして良いのか分からず
恥ずかしそうに目を閉じるサラの唇を
ユーリは
角度を変えながら愛おしそうに食む。
やがて苦しそうに眉を寄せたサラが
空気を求めて薄く唇を開くと
するり
ユーリが舌を差し入れた。
「んっ…」
サラの唇から思わず声が漏れる。
(なに、これ…舌がっ)
恥ずかしさと混乱で
サラはもう訳が分からなかった。
ユーリは舌でサラの歯列をなぞり
ゆっくりと口内を犯していく。
そして
サラの舌を見つけると
誘うように絡め
愛おしそうに吸った。
「んっ…はっ…」
やがて名残おしそうに水音を立て
唇を離すと
顔を真っ赤に染め
瞳を潤ませ
恥ずかしそうに俯く
サラの顔が目に飛び込んでくる。
(サラ様、可愛い)
その愛らしい姿に
ユーリの胸は高鳴った。