イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】
第28章 【禁断の果実】~第5章 戯れる~※R18
『あああ………』
達すると思った瞬間
またもや
ユーリは動きをふっと止めた。
[ああ、もう……だめ…]
ここまで我慢し続けたサラだったが
まるで
女性の身体を知り尽くしたような
ユーリの愛撫に
とうとう…
『…………せて』
(……サラ様…)
「え?なに?聞こえないよ」
『…イカ…せて、ユーリっ
お願……いっ』
サラの潤んだ瞳が
ユーリを捕える。
どきり。
艶を孕んだその妖艶な姿が
ユーリの胸を高鳴らせた。
「しょうがないなあ、サラ様は。
ほんと、はしたないプリンセス…」
くすりと笑うと
ユーリは全ての愛撫を再開する。
激しく蠢く指先。
胸を甘く食まれ
蕾を弄られ
中心を搔き乱され
サラは
一気に快楽の淵へと追いやられる。
『あっ、そんな急にっ、激し……いやっ…』
「嫌なの?やめる?」
『…ひどっ…』
「うそだよ。
いいよ、イッても。
ほら……」
ユーリが低く囁く声が
鼓膜まで犯して
『いやっ、あああ…』
(あ…イッちゃう……!)
びくん…びくん…びくん………!
サラは
はしたない声を上げながら
絶頂に達した。