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イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】

第23章 番外編 ~薔薇の部屋③~ ※R18


「あっ……」


水音を立てながら
愛しいと思う所、
すべてにキスを落としていくと
サラは熱に浮かされていく。


キスの合間に、
ユーリは熱い吐息と共に
低く囁いた。


「ずっと一緒に居るって言ってくれたのに
まだ全然足りなくて…
壊してしまいそうな程
サラが欲しくて
欲しくて………
このまま狂ってしまうんじゃないかって
時々怖くなるんだ」


(ユーリ…そんなにも想ってくれるなんて…)
「私はいつでも、ユーリを受け止めたい。
もう、これまでみたいに我慢しないで…」


「え?」
(これまでみたいに?)


「私と出会ってから
沢山我慢してきたでしょう?
もう、我慢してほしくない…
ユーリの好きにしていいんだよ?」


(ああ、サラ、どこまで優しいんだろう。
本当にかなわないよ…)


ユーリはにっこり笑って。


「ありがと。
でもそんな事したら
俺、本当にサラを、壊しちゃうかも」


「いいよ…。
私に本当のユーリを見せて?」


ユーリは困ったように笑うと。


「うーん…
今日はダメ。
大事にするって決めたから。
さっき意地悪しちゃったし。
優しくさせて?」


「ユーリ……」


「これ以上煽って
俺を困らせないでよ」


どこまでも優しい瞳をするユーリに
サラの胸の奥はじんわり暖かくなり
この上ない幸せが包む。


「ユーリ、私、幸せ」


「俺も。
幸せだよ」


ユーリはじっくりと時間をかけて
サラの身体を
余すことなく愛する。


「ああ…ん…」


(サラ、伝わってる?
俺の気持ち。
こんなにも
どうしようもないくらい
愛してる)


(ああ、ユーリ………溶けてしまいそう)


やがてユーリは
可愛らしくヒクつく花びらの中心に
大きくそそり立った自身を
ゆっくりと忍び込ませた。

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