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イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】

第23章 番外編 ~薔薇の部屋③~ ※R18


ユーリは
そのまま覆いかぶさるように
サラを優しくベッドに押し倒し
角度を変えながら
蕩けるように甘く
深く貪る。


「ん……」


ちゅっと水音をたてて離れると、
今度はサラが口を開いた。


(嬉しい。
ユーリ……
私も伝えたい)


「ユーリ、私も…
サラサラの髪も、
いつも守ってくれる優しい手も、
大きな瞳も、
悪戯っぽい笑顔も
みんな好き。
それから…」


サラは
ユーリの頬に手を添えて引き寄せ
こつん
と額を合わせて、睫を伏せる。


「寝る間も惜しんで
物凄く努力しているところも、
国を背負う覚悟をしているところも、
私を守るために
本当に全部を、守ろうとしてくれてるところも
みんな大好きだよ」


「サラ、どうして…」
(そういう事、何も話していないのに)


サラは深い瞳を細め
優しく微笑んだ。


ユーリは小さく目を見開く。
(…やっぱりサラには敵わないや)


「俺……他にもたくさん
サラの好きなトコ…
残りは身体で教えてあげる」


ユーリは
サラを包んでいた毛布をそっと開くと、
さっきまで意地悪していたのが嘘のように
優しく、慈しむように
サラの身体中に
キスの雨を降らせ出した。

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