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イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】

第22章 番外編 ~薔薇の部屋②~ ※R18


「あ~あ、こんなに溢れされて
感じちゃダメだって言ったのに。
そんなに欲しいの?」


「お願い……も…許して……恥ずかしすぎる//」


「うーん、しょうがないなぁ。
いいよ、じゃあ
“俺にめちゃくちゃにされたい”
って素直に言えたら、許してあげる」


ユーリは少し意地悪く微笑む。


「えっ、す、素直にって…私、そんなこと……///」


「そんな顔して誘って
ココもこんなに欲しがってるのに?
いつまで経っても恥ずかしがり屋だね、サラは。
言ってくれないなら、やっぱり、帰っちゃおうかな」


ユーリが俯くサラを覗き込むと
サラは、顔を真っ赤にして
今にも泣き出しそうしている。


(あっ、やりすぎちゃったかなっ?)
ユーリは少し動揺して、謝ろうとしたその時。



「………に………ちゃに………たい」


サラが消え入りそうな声で
必死に伝えてきた。


(!!!
従順すぎる…たまらないよ、サラ)
ユーリは少し優しい声で言った。
「え?
なに?
聞こえないよ」


「っ……ユーリに……ちゃに……たい」


(もっと聞かせて、その甘い声…)
「聞こえない」


「ユーリに………ちゃに……されたい」


(もっと俺を求めて…)
「くすくす、聞こえないよ」


自分と一緒に居たい一心で
恥ずかしさを忍て……
健気なサラの姿に
得も言われぬ感情がユーリの胸を締め付ける。


「っ……ユーリにめちゃくちゃにされたいっ!」


(ああ、サラ、どうしてそんなに…)
その言葉を聞いたユーリは
満足げに笑むと


「仰せのままに、プリンセス」


低く妖艶な声音で囁いた。

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