イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】
第22章 番外編 ~薔薇の部屋②~ ※R18
ユーリはサラの腰を引き寄せ
ぐしょぐしょに濡れた花びらの中心に
長くて綺麗な指を二本、
一気に差し入れて
くいっと曲げると
サラの一番感じる所を激しくかき回した。
同時に、
親指で真っ赤に熟した蕾を上下に激しく擦る。
「あああっ」
突然与えられた快感に
焦らされていた身体は
崩れ落ちそうになり
思わずユーリの柔らかな髪に、
縛られたまま、両手の指を差し入れ
しがみつく。
「ユーリのっ、嘘つきぃ」
(ああ、サラ…
俺、
どんどん欲張りになってるみたいだ)
ユーリはふっと笑って
「嘘はついてないよ。
もう許してあげる。
上手に言えたから
これはご褒美だよ」
右手の指を、中心と蕾に添えたまま
左腕でサラの腰を抱いて
ぐっと引き寄せると
サラの華奢な身体は
ソファーに座るような形で倒れ込む。
ユーリは肩膝をソファーについて
覆いかぶさると
サラの唇を強引に奪って。
「はっ…んん…ユーリっんん……」
角度を変えながら
啄むように口づける。
ちゅっと水音を立てて
名残惜しそうに唇を離すと
唇が触れそうな位置で
サラの潤んだ瞳の奥を覗き込む。
「サラ…好きだよ」
さっきまで意地悪だったユーリが
突然、優しい声音で
包み込むように囁くものだから。
サラは甘い痺れに支配されてしまって。
「ユーリ…」
(ずるいよ…ユーリ…)
ユーリが
そのまま右手で
中心を搔き乱し
蕾を激しく攻め立てると
サラの言葉は奪われて
快楽が支配して
「サラ…可愛い…
大好きだよ」
耳元で囁くユーリの声が
あまりにも甘く痺れさせて
「あああああっ」
サラは
抗う余裕もなく
生理的な涙を浮かべ
ユーリに瞳の奥まで覗かれながら
あっという間に
絶頂に身体を貫かれた。