第3章 作成中
あのあとマネージャーさんと交代して私は彼の荷物を取りに行った。
部屋に入るとソウルが起きていた。
うちではワンコはダメなので、しばらく健ちゃんのお家に預ける事になった。
がんちゃんが話してくれたみたい。
健ちゃんにも懐いているし良かった。。
ソウルを預けて、病院へ行った。
ちょうどマネージャーさんは帰ったようだ。
病室では臣が起きていた。
「起きた?どう?」
「んー。大丈夫。ソウルの事ありがと。」
「ううん。がんちゃんが頼んでくれたの。懐いてるしよかった。うちでみてあげたかったけどワンコはダメだから。。」
「俺が治るまで他の男の話しNG。今は弱ってるから感情かくせねぇ。」
「え??」
「だから、嫌なの。お前の口から他の男の事きくのが。浮気された気分。」
「え?なに言ってるの。バカみたい。」
「ひでー。まじ。お前って案外冷たかったのな。」
「どっちがよ。散々、傷つけたくせに。」
「それは、まじでごめん。。。でも、嘘じゃないから。まじであの子とはなんでもない。ネックレスはお前のだし。。ほら、欲しがってたじゃん。この前雑誌見て。」
私はうーん。と記憶を辿る。
「あ、臣の部屋で見た雑誌だ。でもなんで。。?」
「お前、バカ?そろそろ誕生日じゃん。自分の誕生日も忘れたのかよ。」
「あ。。」
「買う時間がほんと少ししか無かったからスッゲー慌てたけど。まー、結局こんなことになったけどね。」
「そうだね。。あ、がんちゃん!」
「やっぱいた。臣さん大丈夫すか?」
「おう。ありがと。何お見舞いの品ってやつ?」
「退屈しのぎに雑誌。」
「さすがー。ありがと。」
なんだかんだで仲のいいこの2人。
私はいったいなにをしてたんだろう。。
「名無し、俺交代すっから少し寝てこいよ。」
「大丈夫だよ。でも、飲み物買ってくるから少し離れるね。何か適当に買ってくるから。」
「おう。」
正直、一人になりたかった。