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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第2章 もう一つの魔法の世界


無人島到着ー!
ん、話が急すぎるって?
だって大陸は"神速"と"流星"(ミーティア)を交互に使ってあっという間だし、海は船に乗らずに天体魔法で空飛んだし。
説明する必要ないじゃん?
もし船に乗ってたら海賊に会ったとか面白い話があったかもしれねぇけど。

さて、確か迷宮に入るには<迷宮の聖門>っつーので入るんだよな。


『…って、何処にその門はあるんだよ』


<迷宮の聖門>って迷宮によって様々らしいぞ。
明らさまに頑丈で「アレが門だ!」ってのもあれば遺跡みてぇに古くて「これかよ!?」ってのもあるらしいし。

とにかくまずは島を歩いてみるか。
何かジャングルみてぇだな。
毒蛇とかいたりして…まぁ別に毒の滅竜魔法覚えてるから効かねぇからいいけど。


『うわっ!?』


俺は何か変な浮遊感に襲われた。
しかも宇宙みてぇに暗くてキラキラしたところを飛んでる!?


『うああぁあああああ!?』


え、もしかしていつの間にか<迷宮の聖門>くぐってた!?
植物のせいで見えませんでしたーってオチ!?
そんなの有りかよ!?


『がっ!? いってぇええ!!』


暗い荒地の地面に体を叩き付けられて悲鳴を上げた。
ちょ、俺のキャラ崩壊してね?
アースランドではこんなに叫んだ事ねぇと思うんだが…。
てか、痛いって思ったの久し振りなんだけど。


『っててて…此処は何処だよ 迷宮の中に入ったのか?』


迷宮っつーからてっきりモンスターが襲ってくるのかと思ったけど、そーじゃないっぽい?
やっぱ試練ってのは迷宮によって様々なのか?
取り敢えず服に付いた砂を払って起き上って歩き出した。
すっ転んだままでいたって何も始まらねぇからな。


『にしてもこの荒地…』





何か…見覚えがあるんだが…。


激しく嫌な予感がする。


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