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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第1章 幼少期と日常


まさか、あれって…大人のエルザか?
でも…あの女と男は誰だ?
グラサンしてヤクザみてぇだな。
つーかエルザと金髪の女、何でネコとウサギのコスなんだ?


「アギト、お前は何のコスにする?」

『選択肢はコスしかねぇのかよ…』


アギトだって!?
て事はアイツって俺なのか!?
あ、そっか…そうしたら女だって間違えられねぇもんな。
うん…でも、いつその髪型にするんだろうな。
…取り合えず聞いてみるか。

俺は大人エルザ達の所に近付いた。


『お前ら何やってんだ?』

『「「!?」」』


大エルザ達は驚いて俺の方に向いた。


「アギト!?」

「ウッソー似てない!?」

『俺!?』


そっちも驚いてるなぁおい。


「どうすんの、エルザ、アギト! 見られちゃったわよ!?」


金髪の女が凄く慌ててるな。
エルザは…アレ?
何か肩を震わせているけど…


「子アギトではないかぁ!」

『ングッ!?』


大人エルザに抱き締められたんだけど…胸デカイ、つまり…息出来ねぇ!
死ぬ死ぬ死ぬぅううう!!


「今見てみると何という可愛さだ! 持ち帰りたい!」


持ち帰るって何処にだよ!
つーか持ち帰るな!
そして放してくれ!
息させてくれ!


「駄目よ、エルザ! 置いてきなさい!」


捨て猫を飼いたいと駄々をこねる子供とそれに反対する母親のような会話をしやがって!
俺をペット扱いするな!
そして息をさせてくれ!
空気を吸わせてくれぇええ!


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