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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第1章 幼少期と日常


「何と! モンスターを討伐されたのですか!?」

『はい、シムルグと言う大型の肉食鳥でした 見ますか?』

「是非!」


冗談で言ったのに村のみんなは興味津々だった。
アギトはジッパーを出現させてシムルグを取り出した。


「「「デカ―――!?」」」

「「「おっきぃーー!!」」」


大人達は顎が外れる程唖然とした。
対して子供達は「すごーい!」と見上げている。


「お兄ちゃんこんなデッカイのやっつけたのー?」

『そうだよ』

「カッコイー!」


子供達に囲まれるアギト。
まるで弟や妹の様にアギトに懐いていた。


『それでですね、村長 出来れば明日まで滞在したいのですか』

「勿論構いません しかし何をするのですか?」

『それはお楽しみです それと、このシムルグが入るくらいの建物はありますか?』

「そ、それは難しいですね…半分ならあるんですが…」

『半分ですね、わかりました 少し離れててください』


アギトは黒い刀を換装した。
これは【黒姫】と呼んでいる刀だ。


『はああっ!!』


軽く飛び上がって…シムルグを真っ二つにした。
丁度上半身と下半身に。

村のみんなは「「「オォオオ!」」」と声を上げた。
斬った下半身は再びジッパーに仕舞い、上半身を引き摺って村長が案内する建物へと向かった。


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