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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第2章 もう一つの魔法の世界


「アギトの方から誘ったもんな」

『え、あ…あーさっきの?』

「認めるワケが無いだろ」


アラジンくんを取り合ってるアリババくんと紅覇を置いて俺をグイッと引き寄せた。
んー、シンドバッドから俺を奪った感じ?
無理矢理立たされたからビックリした。


「アギトは俺達煌帝国の客人だ そう簡単に渡すワケにはいかない」

「アギトはシンドリアにも来たし俺の客人であり友人だ」

「お前が友人と言うのなら俺は保護者だ」

『保護者って…』

「大体アギト、いつの間にそんな約束をしてたんだ」

『来るの遅いから酒奢れって言っただけだよお父さーん』

「「……」」


…何で沈黙?
紅炎が保護者って言ったから冗談で言ってみただけだぞ?


「…アギト」

『はい?』

「煌帝国に養子として来ないか?」

「いや、シンドリアに俺の息子として…」

「いいや俺の息子に…」

『待て待て待て、息子って時期国王じゃねぇか そんなの嫌だぞ』

「「「(気になるとこそこ!?)」」」

「なら弟として…」

「残念だがアギトは既に俺の弟同然だ いっそ正式に弟にならないか?」

「てゆーかいつまでアギトを抱いてるんだ 俺に代われ つーか寄越せ」

「断る」


「「「(アンタ等キャラ崩壊してんの気付いてー!!)」」」


…アイツじゃねぇのにみんなの心の声が聴こえた気がした。
え…養子とか…冗談だよな…?

まーどうせアースランドに帰れねぇんなら、この方が楽しいかもな…。



(アギトは煌帝国に…)

(いやシンドリアに…)

(いつまでやてんだよ)


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