第2章 もう一つの魔法の世界
『悪ぃ紅炎、一度戦線離脱していいか?』
「…どうした」
『魔法使うから集中したい 詳しくは後で話すから』
「そうか わかった」
『サンキュ あーそれとシンドバッド、もー少し雷食わせてー』
「アギト…俺を何だと思ってるんだ」
『非常食』
「(ガクッ)」
『冗談だって、急いでるから頼むよ お前の雷美味いし』
「ったく…」
紅炎の許可ももらった事だし、シンドバッドの雷も食って魔力回復したし。
後は魔法に集中するだけだな。
俺はその場に座って魔法陣を展開し、魔法に集中した。
さぁて…待ってるのは希望か絶望か。
それとも虚無か。