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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第2章 もう一つの魔法の世界


「白いルフだ 堕天した黒いルフだけで作られるべきハズの<依り代>の中に真っ白な人物の白いルフがある
 彼が戦いで弱ってきた<依り代>を押し留めているんだ
 誰かはわからないけどね…」

「…僕にはわかるよ…行ってくる」

「!? どこへ…」

「あの中へ…学長先生に会いに
 彼を引き戻す そしてそれだけじゃないんだ…

 学長先生の迷いは<マグノシュタット>の迷いそのものだ
 あの人はマグノシュタットの指針そのものだった
 それを失ってみんな迷ってる
 どう決着を付けるかにこの国の人達全ての未来がかかってるんだ!
 だから…」


…俺には話がさっぱりわかんねぇ。
頭がパンクしてしまいそうだ。

そうこうしてる間にヤムライハさんが一緒に連れて行って欲しいって頼んでいた。
どうやら学長さんってのはヤムライハさんの養父だったらしい。


「いくよヤムさん!」


同行を許可し、アラジンくんの額から眩しい光が放たれた。


「"ソロモンの知恵"!!」


アラジンくんから眩しいくらいの光が放たれた。
と思ったらアラジンくんとヤムライハさんは倒れてしまった。
よくわかんねぇけど二人の意識は学長先生のルフの中に入ったって事なのか?

でも多分、これで決着がついたと思う。
何でかわかんねぇけど…カン?
あの光を見て、もう大丈夫だって思ったんだよな。

だから、今度は俺の番だ。


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