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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第2章 もう一つの魔法の世界


手の平から光線にたいなのを放ったけど防壁で防がれた。
更に奴の手に触れられ、ボロボロ崩れ落ちてしまった。


「ああっ! 砂からルフを!」

「無暗に動くな 紅明! お前が指揮をとれ!」

「承知しました、転送します
 紅覇、紅玉、白瑛殿、アギト殿!!」

「「「はい!」」」

『おう!』


紅明が出した光の枠の中に入る俺達。
その間に俺はカオスからガイアに魔装を切り換えた。

まず攻撃を繰り出したのは白瑛で、奴の背中に転送された。


「震天動地!! 全てを砂塵に帰す風神の咆哮を聞け…

 極大魔法・"轟風旋"(パイル・アルハザード)!!」


巨大な竜巻を起こして奴を打ち上げる。
それと同時に風が奴を切り裂いていく。
その真上には紅覇が待ち構えていた。


「無情を刻む、圧殺の女王の嘆きに散れ…

 極大魔法・"如意練鎚"(レラーゾ・マドラーガ)!!」


紅覇の極大魔法で奴は海がある方へ飛ばされた。
それでも海には届かなかった。
その斜め上に俺は転送された。


『強靭と聡明の精霊よ
 汝が王に力を集わせ、破邪の剣舞となり血の舞に踊れ!

 極大魔法・"銀鋭旋風刃"(ガイラスト・シルバザード)!!』


上空に銀色に輝く剣を幾つも作り、雨の様に降らせる。
ダメージを与えながらも奴を海の方へぶっ飛ばす事に成功した。
その先には紅玉がいる。


「我は召す、怒りをもって其を貫く水神の裁き!

 極大魔法・"水神召海"(ヴァイネル・ガネッサ)!!」


海の波を操って水の槍の様になり、奴の腹を貫きながらも上へ打ち上げた。
その更に上にはアラジンくんがいた。
今更だけど容赦ねぇな。


「"灼熱の双掌"(ハルハール・インフィガール)!!」


アラジンくんの容赦ない炎も炸裂した。

…そーいえば紅炎達は何やってんだ?
あぁ、アリババくんの治療してんのか。
そーいえばこんなにも極大魔法を連発したのは初めてだな。
かなりキツいぞコレ…最近派手な戦いとかしてねぇから運動不足か?
アースランドでの依頼が懐かしい…。

そうこう思案してる間に紅炎の治療が終わり、二人共戦いに参戦した。


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