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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第2章 もう一つの魔法の世界


「アギトさんと白龍、此処に来るのか!?」

「来るって…こんな遠くから呼んで来るのかい?」

「それはですね! 我が軍では伝令を遠隔透視魔法で飛ばしています
 飛距離は各拠点に配置されている魔導士の実力や消費魔力量によってまちまちですが…今回は最短コースです!
 私達も魔力大フンパツで送り出しましたからモゴモゴ…」

「お前これ以上軍事機密バラすな、頼むから!」


紅覇の従者である純々がアラジンに達に解説してる間に伝達は紅明、白瑛、紅玉へと次々に伝わって行った。
勿論その伝達は…





『よっしゃ一番乗りぃ!!』


「アギトさん!?」

「「「速っ!?」」」


アギトにも伝わっていた。


「速いな」

『待ったか?』

「いいや」


紅炎は今迄の事をアギトに簡単に説明した。
そしてこれから行う事を指示する。


「…と言うワケだ これからあの黒いジンを倒す」

『了解』


紅炎は剣、アギトは左耳のイヤリングに魔力を込める。
 

「恐怖と瞑想の精霊よ 汝と汝の眷属に命ず
 我が身に纏え、我が身に宿れ
 我が身を大いなる魔神と化せ! アシュタロス!!」

『渾沌と豪傑の精霊よ 汝と汝の眷属に命ず
 我が身に纏え、我が身に宿れ
 我が身を大いなる魔神と化せ! カオス!!』


二人が魔装したのに続き、アリババと紅覇も魔装をする。


「さぁ急ごう! マグノシュタットへ!!」


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