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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第2章 もう一つの魔法の世界


『…そうか、』


この世界には竜の目撃情報は無い。
昔に竜がいたと言う言い伝えすら少ない。


つまりこの世界にとってアースランドは、神話の世界と言う事で存在していたんだ。
それをアル・サーメンが発見し、方法はわかんねぇけど闇の滅竜魔導士である俺をこの世界に送り込んだ。
ガイア達の話によれば、アルマ・トランとか言う世界を滅ぼす為に異世界にあるはずの"暗黒点"とか言う奴を呼び寄せたとか何とか…。
そんな事が出来る奴等だ。
目的の為に態々異世界の俺をこの世界に送ったと言っても納得してしまうだろうな。

だがコレ…


『…いい迷惑だぜ…』


一つの誤解で俺は六年もこの世界に閉じ込められたのか…。
迷惑極まりない、一刻も早く煌帝国に帰って誤解を解いてもらわねぇと。

俺は遺跡を出て煌帝国へ急いだ。


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