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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第2章 もう一つの魔法の世界


「やあ! わしはシャンバル・ラマーと申す者 こちらは弟子のトト
 君はアリババくんの知り合いかね?」


師匠って事は、この人が一番お偉いさんって事だよな。


『はい アギトと申します 鍛錬としてこの養成所に入りたく参りました
 あ、勿論旅の途中ですので短期間で構わないのですが…』


ストレートに金に困ってるから、なんて言えねぇからな。


「志願者の対応はわしの仕事でな
 すまんが此処でトトと勝負してくれるかな?
 トトに負けるようなか弱い子をわしは闘技場に立たせられんでな」

『わかりました』

「大丈夫ですよ、アギトさんなら勝てます!」

「アリババムカつく!」

「いでっ!」


アリババくんはトトさんに殴られた。
しかも腕の盾でだからかなり痛そう…いい金属音が鳴ったよ、うん。



で、中の広間みたいなところでトトさんと戦う事になった。


『武器の制限は?』

「無いよ 君の好きなものにしなさい」

『わかりました』


俺の好きな武器…まぁ闘技場だから金属器はダメだな。
銃だから黒銀もアウト、鎌は微妙だな。
黒姫か蒼黒か黒紅…うーん、どれにしよう。


『…アリババくん、姫か蒼か紅だったらどれがいい?』

「? えーっと…じゃあ姫で」

『了解』


結果アリババくんに選択してもらった。
俺はトトさんがいる中央に行った。
ってゆーかいつの間にかギャラリーが集まってる…。


「よそ見するな 武器出せ」

『悪い悪い 換装・"黒姫"!』


俺は再び黒姫を換装した。
ギャラリーがザワついたが気にしない事にした。


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