• テキストサイズ

闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第2章 もう一つの魔法の世界


アルマ・トラン…どっかで聞いた事あるな…。

あ、カオスとガイアが言ってた世界か。


『違うよ 別の世界さ』

「そうなのかい? どうしてこの世界に来たんだい?」

『来たくて来たんじゃないんだ 何者かによって送り込まれたんだと俺は予測している』

「そっか…大変だったんだね」

『まぁな この世界に来てもう五年になるよ』


アラジンくんは驚く事無く俺の話を聞いた。
アルマ・トランの事を知ってるって事は何か知ってるのかと思ったけど、有力な情報は得られなかった。
ただ、アル・サーメンはアラジンくん達の敵だって事がわかった。


「僕も協力するよ、お兄さんが元の世界に帰れるように! ね、アリババくん」

「勿論だぜ」

『サンキューな ところでアリババくんも俺に聞きたい事があるのかな?』

「あ、はい 港で居候って言ってたのが気になってたんです
 でも今の話を聞いて納得しました」

『俺がこの世界に来て初めて会った人が煌帝国第一皇子の練紅炎なんだ
 何でか気に入られて居候させてもらってるってことさ』


それから俺達は色々な話をした。
俺やアリババくんの迷宮攻略の話やアラジンくんの旅の話とかな。


/ 510ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp