第4章 友千鳥
白狐
「……汝め………なんだ、その心の有り様は」
まずい、白狐が─
白狐
「汝は、我らに相応しくない…!!!」
僕は、神木さんを振り返ったけど…
既に白狐が、神木さんに襲いかかっていた。
間に合わないと思った…その時、奥村君が現れて白狐を蹴散らした。
奥村君
「紙を破け!」
神木さん
「⁉︎」
奥村君
「紙!」
神木さん
「…あ!」
神木さんが紙を破き、白狐は消えた。
神木さん
(つーか、コイツもアイツも、何堂々と女風呂に…)
杜山さん
「燐!」
奥村君
「お前⁉︎」
杜山さんも浴場にやって来た。