第4章 友千鳥
女風呂──
僕
「神木さん!朴さん!」
やっぱり悪魔が…どうして、こんな所に⁉︎
僕
「!朴さん…!」
脱衣所に朴さんが倒れていて、その上に悪魔…屍(グール)が覆いかぶさっている。
神木さんは…無事みたい、下着姿だけど。
僕
「取り敢えず、コレ着て。丈長めだから下着隠れると思うよ」
僕は、パーカーを脱いで神木さんに投げ渡した。
神木さん
「あ、アンタは退がっててよ!」
と言いつつも着るんじゃん、口悪いな〜。
神木さん
「“稲荷神に恐み恐み白す。為す所の願いとして、成就せずということなし”」
神木さんが、白狐を二体召喚した。
僕は、袋から木刀を取り出し、屍に向かって構える。
神木さん
「………あ」
!神木さんの様子がおかしい…⁉︎