第4章 友千鳥
杜山さん
「燐!朴さん手当てしてる間…悪魔を引きつけて」
奥村君
「はぁ?」
僕は、その案に乗って木刀で屍(グール)に斬りかかった。
朴さんの側から離れさせなきゃ…
奥村君
「チッ、簡単に言いやがって…!」
屍
「オ゙モ゙…」
奥村君
「おら、グロイの‼︎こっちだ‼︎」
奥村君は、袋に入れたままの剣で屍の頭を叩いた。
何あの構え…奥村君って、まさか剣使うの素人なのか⁉︎
僕は、屍に飛びかかり木刀を頭に突き刺した。
屍
「オ゙オ゙ア゙ア…」
僕
「ぅ…!」
奥村君
「玻璃!」
油断した…!
屍に足を掴まれてしまった。