第4章 友千鳥
翌週──合宿初日
ここって…旧男子寮?
志摩君
「うわ、なんやコレ、幽霊ホテルみたいや!」
奥村先生
「おはようございます」
神木さん
「ヤダなにココ、気味悪〜い!…もうちょっとマシなとこないの?」
確かにボロい…
神木さん
「あ、コレお願い」
杜山さん
「うん(ニコニコ」
ん?何で杜山さんが、神木さんの鞄を持つの?
朴さん
「………‼︎も、杜山さん!嫌なら嫌って言わないと…!」
杜山さん
「朴さん!私、嫌じゃないよ!」
朴さん
「え?」
杜山さん
「友達の役に立ってるんだもん」
朴さん
「……そっ……か」
友達ねぇ…僕には、良いように使われてる様にしか見えないんだけど。