第3章 祟り寺の仔
翌日
祓魔塾──
奥村君が、机の上に数冊の教科書を置いた。
奥村先生
「……どうしたの、兄さん…」
奥村先生は、それを見て訝しむ。
奥村君
「ベンキョーだよ、ベンキョー!」
奥村先生
「え⁉︎な…なにかの…前触れ……?」
奥村君
「…なんでだよ…!!!」
僕
「日頃の行い」
奥村君
「玻璃まで!」
まぁ、勉強する気になったのは良い事だけど。
奥村君
「だーー…つーか!前髪邪魔だな…‼︎切ろうかな…」
そこへ、勝呂君がやって来た。
奥村君/勝呂君
「………」
…また喧嘩始めたら…殴る。←