第1章 学園と塾
トサカ頭、ピンク頭、坊主頭の男子に、パペットを持った男子、フードで顔半分を隠してる男子、それと比較的普通に見える女子が二人…
一望した後僕は、中列の前から3番目の席に座った。
数分後、男子が一人やって来た。
その男子は黒髪で…刀剣袋に入れた剣を背負って、更に犬を連れている。
てか、あの白毛のテリアは…
黒髪の男子
「奥村燐だ。よろしくな」
その男子─奥村君は、名乗った後に席に着いた。
…剣所持って、僕と同じじゃん。
なんで持ってんだろ?対悪魔武器かな…
それに…どうして彼が、“あの犬”を連れてるんだろ?
?
「はーい静かに」
あ、先生来た…
先生
「席について下さい。授業を始めます」
やって来た先生は、入学式で新入生代表挨拶をしてた男子だった。
先生
「初めまして。対・悪魔薬学を教える、奥村雪男です」