第2章 ヨハン・ファウスト邸
〜玻璃碧 side〜
僕
「この悪魔!!!」
僕は、次々と木刀でフェレス卿に打ち込んでる。
ただのキスなら我慢したが…この変態がぁ‼︎
フェレス卿は、僕の攻撃をひょいひょいと躱してる。
あの余裕ある笑顔、めっさムカつく‼︎
フェレス卿
「碧は、何を怒っておいでで?」
…はぁ⁉︎
僕は、フェレス卿に足払いをかけ転ばせた。
その上に跨り、木刀を喉元に突き付ける。
僕
「……ガチで変態ですか」
深いキス如き、大した事ないような態度…
フェレス卿
「ククク…先程とは体勢が逆ですね」
僕
「巫山戯ないでください」
今からでも刀に持ち変えるか…?