第2章 ヨハン・ファウスト邸
〜NO side〜
必死にメフィストの拘束を解こうとする、碧。
碧
(…もう少し…)
なんとか腕を解く事が出来、安堵の息をつく。
碧は、そのままベットから降りようとするが…
メフィスト
「──折角の眠りを、邪魔しないで頂きたかったのですが…」
メフィストに腕を掴まれてしまい、それは阻まれた。
碧が、振り返るとそこには、欠伸するメフィストの姿。
碧
「え…起きてたんですか?」
メフィスト
「はい☆」
碧
「(巫山戯てんのか…)なら、さっさと腕退けてくださいよ!」
碧は、メフィストの腕を振り解くとベッドから降りた。
碧
「ってか、なんで僕の部屋に入って来てるんですか⁉︎」
メフィスト
「碧が、顔を紅くしながら奮闘する姿がとても愛らしかったので、眺めてました」
碧
「////巫山戯んな‼︎変態か‼︎」