第6章 おもひで
奥村君
「………ケホッ…気ィ済んだかよ」
奥村先生
「に………」
ネイガウス先生
「………‼︎」
悪魔の手が消えた。
奥村君
「…これでも足んねーっつーんなら…」
奥村君が、刀を鞘に納める。
すると、奥村君の纏う炎が消えた。
奥村君
「俺は、こーゆーの慣れてっから何度でも…何度でも相手してやる…‼︎だから頼むから、関係無え人間巻き込むな!!!!」
…奥村君…?
ネイガウス先生
「……こんな事で済むものか…俺のような奴は、他にも…居るぞ…覚悟すると良い…!」
そう言い捨てて、ネイガウス先生はフラフラと屋上から去って行った。
奥村先生
「………」
僕は、力が抜けてその場にしゃがみ込んだ。
……何なんだ一体…奥村君は…⁉︎
あの青い炎は…それに尻尾も…サタンの息子って…