• テキストサイズ

【青の祓魔師】悪魔を射る氷

第6章 おもひで


しえみちゃんが、屋上にやって来て、奥村君の手当てをした。


奥村君が尻尾を隠してたから、多分しえみちゃんは何も知らない…


…帰ろう。


何も見なかった事には出来ないけど、突っ込むのは今日じゃなくて良い。


兎に角、一人で考えたい…


僕は、屋上から下へ飛び降りた。


パシッ


植木の枝に掴まって、地面に着地する。


ガサッ



「!」


ヤバい、音立てちゃ…


奥村先生
「──玻璃さん⁉︎」



「…‼︎」


僕は、上を見ずに走り出し、旧男子寮を後にした。


途中、何度も…奥村先生の焦ったような声が聞こえた。


/ 128ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp