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【青の祓魔師】悪魔を射る氷
第6章 おもひで
僕
「!うあ…っ」
フェレス卿に首を舐められ、また鳥肌が立つ。
僕は、自分の親指に人差し指の爪を刺した。
フェレス卿
「碧…」
フェレス卿の顔が、再び眼前に迫る。
僕は…
ドンッ
フェレス卿の体を突き飛ばした。
体勢が悪いから大して離れてないけど…これで充分。
僕
「“寒気を振り撒け!笑声を上げろ!”」
フェレス卿
「!」
ヒュルルル
僕は、アルとは別の使い魔…氷精(フロスティ)を召喚した。
一気に部屋の中が寒気に包まれる。
フェレス卿
「!寒っ‼︎」
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