第6章 おもひで
サワ…
碧
「Σひあっ⁉︎」
フェレス卿に背中を撫でられて、僕の腕から力が抜けた。
ギューッ
碧
「ぎゃあ‼︎」
その隙を突いてフェレス卿は、僕の体を盛大に抱き締める。
足あげてフェレス卿の脛を蹴ってみたけど、ダメージはいってない。
それどころか、
碧
「⁉︎ちょっ、待っ…わぁっ⁉︎」
フェレス卿は、そのまま体重をかけて来て、僕を抱き締めたままベッドの上に倒れ込んだ。
碧
「って巫山戯んな‼︎離れろ変態‼︎」
フェレス卿
「嫌です」
碧
「ベリアルさぁぁん!」
フェレス卿
「ベリアルには邪魔しないよう言ってあります」
周到!