第6章 おもひで
三輪君
「そおいや奥村君は、どないしてあの屍倒したん?」
奥村君
「えっ」
僕
「あ、僕もそれ聞きたかった」
奥村君
「…あーー、あれ…俺は、あの、剣(コイツ)でグサッと……」
グサッと?
三輪君
「はぁーー…すごいなぁ、騎士の素質あるんやね」
屍は、ただ刺しただけで倒せるような悪魔じゃないんだけどな…
勝呂君
「何や、剣でグサッとて!抽象的過ぎるわ!俺は、お前が一番謎や」
奥村君
「まぁな!俺って、こう見えてミステイクな男だからさ」
僕
「ミステイク?」
志摩君
「バフォッ⁉︎ちょ…ミステイクて…⁉︎(笑」
奥村君
「…あり?ミステル?ミスチル?」
勝呂君
「ミステリアスやろ!」
神木さん
(訓練生で中級をサポート無しで倒した…⁉︎それも剣一つで…?…あり得ない…!本当に謎だわ…あいつ…)
謎ってか…怪しい、って感じなんだよな…奥村君は。