第6章 おもひで
「ん…」
しえみちゃんが、目を覚ました。
僕
「あ〜あ、奥村君が騒ぐから…」
奥村君
「あ…わり…起こしちゃった!」
しえみちゃん
「ううん、もう大丈夫……大分元気になったよー。皆何の話してるの…?」
志摩君
「…試験のことについてな」
三輪君
「…一番の功労者は、杜山さんやな」
勝呂君
「杜山さんが居らんかったら、と思うとゾッとするわ。ほんまに、ありがとお」
勝呂君が、しえみちゃんに頭を下げる。
しえみちゃん
「え?////そ…そんな…こちらこそ!」
三輪君
「杜山さんは、絶対に合格やな」
志摩君
「ハハ…でないと、俺ら全員落ちます」
僕
「あのバリケード、すごかったもんね〜」
志摩君
「玻璃さんかて凄かったで?屍の両手両足、使い魔使うてつぶしはってんから」
結果、勝呂君と三輪君の詠唱のお陰で倒せたんだけどね。