第1章 whiteday fantasiaスペシャルエピソード
『お前の啼き声をもっと聞きたい』
ゼノは片手で胸を愛しみながらもう片方の手をまゆりの足の間に差し込み、優しくなぞり上げた。
『だめですっ』
ゼノは思った通りの反応に微笑みをたたえながら、敢えて恥ずかしい命令をしてやる。
『まゆり…膝を立てて開いてみろ』
『っ!?!』
言われた事の恥ずかしさに首を振る。
ゼノは胸への愛撫を続けながら、既に蜜を垂らして染みを作っている下着の上から敏感な部分を避けるように指で撫でてやった。
『もっとお前を気持ちよくさせてやろう。さあ足を立てて開け』
まゆりは快楽への欲望に負けたように目を閉じると、命じた格好になり顔を背けた。
ソファにもたれてM字に開脚しているまゆりの姿に、ゼノの中心は脈打つように勃ち上がり、今すぐにでも己の杭を打ち付けたい程の興奮を感じている。
『その濡れた下着はどうする』
意地悪な問いかけにまゆりは首筋まで赤く染めながら大きく息をつき、かろうじて動く肘から下の手で股間を隠している。
ゼノは優しい微笑みを絶やさぬまま更に追い討ちをかけてやる。
『脱いだらどうだ』
言いながらマント、上着、パンツと順に脱ぎ、恥ずかしげもなくそそり立つ欲望のシンボルをまゆりの前に晒した。