第4章 *モデル・黄瀬涼太*
*さんside*
「じゃあ家まで送るっス」って聞かないからお願いしたけど……
ちょっとやり過ぎたかな、平手は。
ずっと痛そうに押さえてるし……。
……反省します。ごめんなさい。
「あの……送ってくれてありがとう」
「いいっスよ、放置して寂しい思いさせたのはオレなんスから」
いや寂しくはなかったんだけど……。
とにかく謝らなきゃ…!
「じゃあまた明日学校で」
「あ……ま、待って!」
「ん?どうしたんスか呼び止めて。もしかしてまだ離れたくないとか」←
「違くて!そのほっぺ何だけど……」
「ハッキリ違うって言われたっス……」(泣