第12章 泣いちゃう
ああん…祐樹の舌…柔らかくて…気持ちよくて…美味しい…
私の身体が…身体の真ん中から震えてくる。
腰が勝手に動いて…中が気持ちよくて…
「んっ…ん…はぁっ…ああん…」
彼が唇をそっと離す。
「気持ちいい? さやかちゃん」
「あっ…あんっ…あん…あん…気持ちっ…気持ちいいぃ…」
唇が離されても私の腰は勝手に動いてて…すごく…すごく気持ちいい…。
「あ…はぁ…はぁはぁ…さやか…さやかちゃん…。俺も…俺も動かすね」
彼が腰を動かす。
奥の…すごく響くとこに当たって…
「あっ! ああっ…やぁっ…あんっ…」
ああん…すごすぎぃ…
なんか…あっ…祐樹…
うぅ…もぉ…だめ…
なんで…? 泣いちゃう…
「うぅ…ぐすっ…んっ…ぐすん…」
なぜか急に私の目から涙があふれる。
「えっ! 痛い…? ごめん…」
彼がびっくりして私の顔を見る。
「ちがう…ちがうの…。気持ちよくて…。すごい気持ちよくて…。好きで…祐樹のことが好きで…ぐすっ…」
話してる間も、私の身体は気持ちよくて…中がぎゅっとなって…。
泣くと身体が震えて…腰がちょっと動いて…気持ちよくて…。
「うっ…ぐすん…ぐすっ…」
「気持ちよくて…泣いちゃったの…? よしよし…大丈夫だよ…。もっと…気持ちよくなろ…はぁはぁ…」
彼が私の髪を優しく撫でる。
「ああん…祐樹…好きぃ…」
「はぁはぁ…俺も…。俺……俺っ……あっ……!」
彼がちょっと身体を起こす。
「出ちゃった……ごめん……」