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進学校の落ちこぼれ女子

第10章 ずっとずっと


今から祐樹とエッチするんだと思うと…ドキドキして…なぜか泣きたくなってきちゃう。

「こわい…?」

彼が私の頭をなでなでして聞く。

「わかんない…ドキドキする…」

「俺も…ドキドキする…。でも…大丈夫だよ」

そう言って、彼は私の唇にもう一度優しくキスする。

「これ…コンドーム。付けるね」

枕元の棚から、彼がコンドームを取り出して私に見せる。私は頷く。

「うん…。買ったの? それ」

「買ったよ。マツキヨで」

「ふふっ…」

私は思わず笑う。彼もちょっと笑う。

「えー…なんかおかしい?」

「ううん。別に。えへへ」

「ふふ…さやかちゃんとしたくて買ったんだよ」

「うん…。ありがとう…」

彼がコンドームの袋を開けて、それを付けるのを、見ないフリしながらちょっと見る。

「付けたよ」

そう言って、彼はそれを付けたものを私に握らせる。

ゴムの感触がする。

そして固い。

もしかしたら、さっきよりも固いかも。

これが入るんだ…。

「はぁ……」

緊張に耐えられなくて大きく息を吐く。

「入れるね…」

「うん…」

彼のものが私の割れ目にあてがわれる。

私のそこは濡れてて彼の先っぽのとこがスッと入る。

「んっ……」

やっぱ怖いよ…すごくドキドキして…泣きそう…。

ぎゅうーって…ゆっくり…彼のものが私の中に沈んでく…。

痛くないけど…ちょっと…痛い…。

「はぁ…はぁ…。痛い?」

彼が私の髪を撫でながら聞く。

「ちょっと…。ちょっとだけ痛い…。大丈夫…」

「そっか…ごめんね…。俺は…気持ちいいよ…」

「そうなんだ…。うれしい」

私はそっと目を開けて彼の顔を見る。

「祐樹…」

「うん」

彼も私の顔を見て優しく微笑む。

「祐樹…好き…」

「俺も…好きだよ…さやかちゃん…」

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