• テキストサイズ

進学校の落ちこぼれ女子

第4章 思ってたより…


彼の手がスカートの裾をちょっとまくり、私の太ももを撫でる。

「え…? あの…」

「あぁ…! さやかちゃんの脚! さやかちゃんの脚…」

彼が私の太ももをなでなでしながらつぶやく。

キモイっ! キモイよ〜。

「ガマンしないと…ガマン…。俺…勃ってきちゃった…。さわってみる? いや、ダメダメ…恥ずかしい…」

わたしの方が恥ずかしいよ…。

そのままの体勢で彼が再び私に唇をつける。

彼の舌が私の口の中を激しく撫でまわす。

私の太ももに何かかたいものがあたる感触がする。

これって…あれかな…。

しかも押し付けられて…じわじわ動かされているような…。どうしよ…。

彼が唇をバッと離して顔をあげる。

「ダメだ…! くっついてたらガマンできそうにない…。
ねぇ、ノドかわいたよね? ジュース持って来てあげるね」

そう言って彼は立ち上がり、部屋を出て階段をかけおりていった。

なんなの…

床に寝転がったまま取り残された私は思う。

私もゆっくり起き上がる。

髪…大丈夫かな? ちょっと乱れたような…。

カバンから鏡を出して見てみる。

うわ…顔赤い…恥ずい…。

とりあえず髪を手で直す。

顔は…そのうち直るかな。落ち着こう。

ディープキスって…あんな感じなんだ…。

キスだからいいかと思ったけど…思ってたより…なんていうか…気持ちよくて…エロかった…。
/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp