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〜虹村 修造のお話〜

第13章 -真相-


「わたしね、なんでも話す
友達いるんだけど…
その友達に言われたの。」


なんでも…⁈オレのことも…?
オレも知ってるヤツか?


「あ、帝光のコじゃないよ。
小学校一緒で中学は違ったの。
高校は、桐皇で…
あ!あと、女のコだよ。」


…⁈



はーーぁ。


オレはもう次こそ…
ひかりさんのエスパーには驚かない…
と思っていたはずなのに…。



「そのコにね、
『わたしはひかりのこと
よくわかってるから、ひかりのその行動は、
何もおかしくないよ。
素直に心配だったんだよね。
でもね、何も知らない人たちは、
女のコが泣きながら
男のコのこと心配してたら、
その女のコはその男のコのコト
好きなんじゃないか?
って感じるんじゃない?
しかも、ひかり、その後、平澤ってコが
治るまで部活以外も
つきっきりだったんでしょ?
それって、虹村ってコにも、
平澤ってコにも誤解されるんじゃない?』
って…。」



ひかりさんの友達…すげぇな。



なんで、全部わかるんだ…?


ん…?でも、その言い方って…。



「本当にね、友達の言うとおりだった。
良かれと思ってやったコトだったけど、
虹村くんにもやっぱり
そう思わせちゃったんだよね。
すごく…後悔した。」


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