• テキストサイズ

〜虹村 修造のお話〜

第50章 -勝負!-


桃井
「はぁ…信じらんない‼︎
いつもそうなんだから〜‼︎‼︎」


ひかり
「まぁまぁ。
でも、8本決めるなんてスゴイよ!」


呆れる桃井をひかりがなだめる。


ひかり
「それにしても、青峰くん
堀北まいの写真集には勝てないなんて…
まだ子どもっぽいトコが残ってて、
なんだか安心しちゃった♪」


クスクス笑うひかりと
納得してない桃井…。


虹村
「でも、コレで
青峰の1位はないだろうし、
美顔スチーマー、
GETできんじゃねーのか?」


桃井
「あ!そうですよね‼︎
虹村さんと宮地さんに
頑張ってもらわなきゃ!」


桃井は一気に機嫌が直っていた。


宮地
「はぁ…じゃ、次はオレか。」


みつば
「清志くん!
美顔スチーマーだからね!」


宮地
「あ⁈うっせっ‼︎轢くぞ‼︎
1位に決まってんだろうが‼︎」


ひかり
「…っ⁈」
(宮地くんてこんなだったっけ…?)


…すげぇな。オレより口悪ぃぞ。


ふたば
「清志…おさえてってば…」


オレとひかりが宮地の物言いに
ポカンとしていると、
宮地の連れが宮地を窘め、
どうにか宮地も
落ち着いたようだった。


宮地
「とりあえず…まぁ…
1番高得点のリング狙うよなぁ…」


ボールをクルリと回し、
はぁ…っと息を吐いた宮地は、
思いのほか綺麗なフォームで
ボールを放った。


ガタッ…


宮地
「…っうぁ⁈クソッ!」


一瞬入ったかと思ったボールは、
リングに弾かれ、リングの外に落ちた。


ふたば
「惜しいっ‼︎」


ひかり
「宮地くん、シュートフォーム、
すごい綺麗になったねぇ。」


宮地のシュートは外れたけど、
ひかりは感心したように
宮地を見ていた。


宮地
「ま…だいたいわかった。」



スパッ…


ふ/み
「やったぁ‼︎」


「「お〜‼︎こいつもすげぇな!」」


ギャラリーから歓声があがる。


その後も1度外しはしたが、
気がつけば、7/9…


もちろん宮地も
全部1番高得点のリングに入れている。


黒子
「最後決めれば、
青峰くんと並びますね。」


桃井
「青峰くんのバカ〜。
あ、でもいいんだった♪」


ふたば
「清志!頑張ってー!」



「なぁ、さっき
みゆみゆって誰か言ったよな?」


宮地
「…っ⁈」


…?
宮地が何かに反応していた。

/ 336ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp