• テキストサイズ

〜虹村 修造のお話〜

第49章 -初詣-


ひかり
「あれ?黒子くん⁈」


紫原と一緒に黒子もいた。


黒子
「あ!…ひか…」


桃井
「きゃーーー‼︎テツくーーん♪
あけましておめでとう!
初詣でテツくんに会えるなんて…♪」


黒子のことばを遮り、
桃井はものすごい速さで
黒子に抱きついていた。


黒子
「桃井さん…痛いです。」


虹村
「つぅか、シューティング対決って
バスケだったのか。」


ひかり
「ほんとだねぇ。
サッカーかと思ったよ〜。」


シューティング対決は、
ゴールが3種類。
距離とリングの大きさが違うので、
10回投げて得点を競うもので、
紫原は、1番高得点のリングへ、
3連続入れただけで、
既にトップだった。


つぅか、まぁ、
リングはオモチャだし、
ボールもサイズが違うが、
紫原がやると手の長さもあり、
身を乗り出すとだいぶ近くなる。


それはアリなのか…?


青峰
「テツはやったのか?」


黒子
「はい。
でも、1本も入りませんでした。」


虹/青/ひ
「……。」


桃井
「入らないテツくんもカッコいい〜♪」


オレらが苦笑するのも
お構いなしの桃井だった…。


紫原
「あれ〜?キャプテンと峰ちん〜?」


青峰
「おう。」


紫原はやっとオレたちに気付いた。


紫原
「ひかりちんもいるじゃん♪
ちょうどいいや♪
3人ともコレやってよ〜♪♪」


虹/青
「は⁈」


ひかり
「わたしも⁈」


黒子
「紫原くんは4位狙いなんです。」


皆一斉に景品一覧を見る。



1位:ペア旅行券
2位:高級焼肉店招待券
3位:高級美顔スチーマー
4位:まいう棒1年分
5位:藤宮神社のお餅


虹/青/ひ/桃
「あ〜。」


オレたちは全員納得した。


紫原
「オレ、もう1位なんだって〜。
旅行券いらないしー。
もうやめるから、
あと峰ちんたちがやったら、
オレ、4位だしー。」


他の人の記録を見ると、
入っていたとしても、
1番下の得点のリングだった。


青峰
「面白そうじゃん♪
やりましょーよ!」


青峰がオレとひかりを見る。


桃井
「青峰くん‼︎
美顔スチーマー、欲しい♪」


青峰
「はぁ⁈焼肉に決まってんだろ!」


桃井
「えー⁈スチーマーだよぉ!」


青峰と桃井は
まだ決まったわけではないのに、
景品について言い合いをしていた。

/ 336ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp