第25章 -朝ごはん-
「…なんだよ?」
「ううん。
修造がお兄ちゃんだなぁって。
なんか新鮮っ♪」
ひかりはニッコリして言った。
……っ⁈
「…ったく。」
ひかりだからいいが、
やっぱちょっとこっぱずかしい。
「朝から悪いな。」
「だから、ぜんぜん悪くないって。
お母さんから連絡あった?」
「あぁ。親父、夜中に目覚ましたって。
朝メール入ってた。
とりあえず朝飯終わったら、
付き添いお袋と代わるつもり。」
「そっか。よかったぁ。」
ひかりは心底安心したようだった。
「おなかすいた?
わたし準備してるから、
シャワーでも浴びてきたら?
光平くんたちも
昨日お風呂入ってないでしょ?」
「おう。」
「ひかり〜〜?おはよ〜う。」
笑未に起こされて、
寝ぼけた光平が起きてきた。
「光平くん、おはよう♪」
「光平、起こしたよ〜♪」
「光平、遅ぇぞー。
よし、シャワーすっぞ。」
「シャワー⁉︎
水鉄砲出していいー?」
「おう。好きにしろ。ほら、行くぞ。」
オレは光平と笑未と、
3人まとめてシャワーを浴びた。