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〜虹村 修造のお話〜

第3章 -ライバル-


「虹村くん、指どう?」


俺もシュークリーム食ってたら、
ひかりさんが急に隣に座って、
俺の手を掴んだ。


それだけなのにドキッとする。



綺麗に巻かれたテーピング…
やっぱりひかりさんはうまい。


「もう全然平気っすよ。
ひかりさんのおかげですかね。」


「う〜ん…でも、油断しないでね?
ちょっとでも異変を感じたら、
すぐ対処すれば大事にならないから。」


”すぐ対処すれば”


ひかりさんの口癖だ。


自分のことを言ってるんだろうな…



「はい。」



俺は素直に返事をした。


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