第6章 気持ち【西谷 夕】
まだ手を繋がれたまま体育館の中に入る
葵
「バレーのネット……?
ちょっ!夕!!
私バレー出来なくなったの知ってるでしょ!?」
西谷
「知ってる…
だから、お前はマネになれ!
そんで、清子さんの手助けをしろ!」
清子さんって、3年生のバレー部の美人マネさん
すんごく素敵なんだけど、少し嫉妬しちゃってる自分がいて……
西谷
「あっ!!!
大地さーーん!!こいつを、マネにいr(モガッ
…何するんだよ!!」
葵
「あ……ごめん
手が勝手にって………」
聞いてないし
夕は既に清子さんの所へまっしぐらだった