第6章 気持ち【西谷 夕】
身長159㎝で、男子平均身長よりはるかに低く、彼女である私とさほど変わらない彼、西谷夕は私の彼氏であり幼なじみ
夕は、周りの男子より低すぎて、熱すぎて、etc……
いい人なんだけどね…うん。
西谷
「おい!葵!さっきから俺の顔みながら何考えてんだ?
もしかして、まだバレーしたりないのか?」
いや、違うし………
西谷
「よっしゃ!じゃー、行くぜ!!」
葵
「へ?どこに…ってのわぁぁぁぁあ!」
手を取られて有無を言わさず走られる
は、速い……
私と身長は変わんなくても、夕は男の子なんだな……
手を引く力も強い(というか、痛い)し、足も速くなった
そんなことを考えていると、着いたのは体育館
葵
「えっ、ちょっ、入るの??」
西谷
「入る」