第4章 辛くて甘い【菅原 孝支】
葵
「スガさん、ありがとうございまーー」
顔を上げると、耳まで赤くしたスガさん
菅原
「こっち見るな!」///
葵
「そういえば、重いため息しちゃって、どうしたんですか?」
菅原
「俺のことより、津田はどうして泣いていたんだ?」
葵
「え、や、私は、別に……」
菅原
「何ともなかったら泣くことないだろ?
俺でよかったらさ、聞くからさ
話してよ」ニッ
ああ、もう笑顔がまぶしい……
でも、本人になんかに言えない!!
『スガさんが好きすぎて、ヤキモチ焼いちゃって泣いちゃいました』
なんか、絶対に言えない!!!