第33章 隣人さん【二口 堅治】
葵
「はぁ………(´-д-)-3」
二口
「ちょっと、隣でため息ついたら俺まで幸せ飛んでいくじゃん」
葵
「てめーさんの幸せなんざ、私にはカンケーねー」
二口
「葵っていつからそんなに口が悪くなったの?
女捨ててるよね」
葵
「そういうアンタもいつからそんな奴になったのよ
昔はあんなに可愛かったのに……」
二口
「ブフッ おばあちゃんみたい」
ステステと歩くスピードを速めた
そう、お察しの通リ
今、何故か一緒に登校しているのです……
いや、アイツがついてきているだけです!
二口
「そんなズカズカ歩いてさ、女の子はそんなんじゃないよー」
葵
「あーっ、もう
ウッサイ!!二口なんて知らないかんな、バーカっ!」
吐き捨てて教室まで走った