第27章 甘いもの【及川 徹】R指定あり
(chu
リップ音がやけに大きく聞こえた
ゆっくりと離れる
及川
「葵、真っ赤になってる〜」ニヤ
葵
「そういう徹だって
真っ赤になってますけど?」
及川
「違うよー
これは夕日(´>ω∂`)☆」
葵
「……フフっ」
及川
「やっと笑ったね」
そっと顔に手が添えられる
葵
「私、笑ってなかった?」
及川
「本気で笑ってなかった」
葵
「………そう、かな?」
及川
「うん
ずっと作り笑いだった」
葵
「徹だって、作り笑いするじゃない」
及川
「俺はいいの!
葵はダメ!」
葵
「…………
ねえ、徹」
及川
「ん?」
葵
「…………ありがとう///」キュッ
腕を回して抱きしめた
暖かくて、気持ちいい