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【ハイキュー】もしも〜だったら

第5章 いざ、勝負!


19時に少しなる前。
体育館の外からザッザッザッと複数の足音がする。

「道宮ー!」

突然男の人の声。
あ、試合相手って男子バレー部か。
って、はぁ!?
男子!?
身長全然違うじゃん!

「あ、澤村!今日ほんとにありがとう!」

「それならもういいって。こっちも試合したかったし」

澤村先輩?が口元を緩めて言う。
でかいな。
なんかいろいろと。

「ん?あの子か?助っ人の子」

澤村先輩が私を見つけて道宮先輩に聞く。

「そうだよ!最後の望みだったの!」

「おぉ、そりゃよかったな」

「うん!」

この2人、仲いいんだな。
澤村先輩の後ろからぞろぞろと男子が出てくる。
全員で9人か。
男子は多いんだな。

さらに後ろのほうから、オレンジ頭の小さい人がしゃべりながら入ってくる。
うるさいな....

「おぉ〜体育館ひろーい!」

「うるさい!日向!黙れ!」

知った声がする。

「影山?」

「あ?」

私の声が聞こえたらしく、こっちを見る。
やっぱり影山だ。

「なんだ、吉村か。お前、バレー部だったのか」

「いや、助っ人としているだけ」

「は?」

「はいはい。おしゃべりはそこまで。時間ないから始めるよ」

道宮先輩が手を、パンパンと叩く。
そして、試合が始まる。
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