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涙と乱暴な彼女

第2章 アシスタント


天音は部屋を出て、一階に下りた

光「相変わらず、仕事が早いよね。先生は」
如「…あぁ」
光「凄いなぁ…よしっ!私も頑張らなきゃ」

それから1時間後

二人とも天音と燈がいる一階におりてきた

天「お疲れ様です」
燈「お疲れ〜♪光明ちゃん、疲れたでしょ?ご飯食べてってよ♪」
光「どうも;燈さん…うわぁあ、美味しいそう」

如「…相変わらず、鼻の下伸ばしっぱなしでだらしないですね。和桐…さん」

燈「なんだと!!お前も相変わらず、能面だな」
如「和桐…さんみたいな締まりのない顔よりマシ」
燈「誰が締まりのない顔だ!お前‘‘さん”をつけたくないなら無理につけてんじゃねーよ!腹立つな!!」

光「また始まった;顔合わせるといつもこれだもの;」

二人は犬猿の仲と言ってもいい
顔を合わせれば喧嘩ばかりだ。

天「…」
天音は燈の後ろに立つと、フライパンを片手に燈の後頭部を殴りつけた

ドカッ!!

燈「いっつてぇえ!!なにっ;」
天「…うるさい。まだやるならもう一発いくから」

光「はーい、早くしないとご飯冷めちゃいますよ」

三人のこの定番のやり取りは随分と慣れた
最終的には天音が止めて終了する
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