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うちはに転生しました。

第9章 クロとサスケと。






サスケはいつも通り、一人で修行をしていた。


すると、声が聞こえた。



「サスケ」






振り返るとそこには、この前別れたばかりのアイツがいた。







「・・・クロ?お前、どうしてここに・・・」

「久しぶり・・・とは言ってもそうでもないね」





にっこり笑って茶色の髪を耳に掛ける。





『修行?』

「みたいだね。ごめん、邪魔したっぽい。また出直すね」

「いや、別に構わない。丁度切り上げようと思っていたところだ」

「そう?」















サスケは変わらず元気そうだった。




「んだよ?」



じっと横顔を見ていたのに気づかれて、笑って誤魔化す。





(しかし、大きくなったなあ)






もう木ノ葉の里では見ることが無くなった、服にあるうちは一族である証。

本当は私の服にもあるのだけれど、今は隠している。







「ごめんね、急に」

「いや、別に。・・・というか、何でまたここに戻ってきたんだ?」






アジトを文字どおり飛び出した私は、サスケに会いに木ノ葉の里に来ていた。







「いや、別に戻ってきた訳じゃないよ。ただ、またサスケの顔を見たくなって」

「はあ・・・?」

「ねえ、サスケの家に行きたい」

「は?何するつもりだよ」

「眠いの。ベッド貸して」

「は?何言って、」

「スイレン、よろしく」

『了解!』






眠いと言う口実でサスケを強制的にスイレンの背中に乗せ、サスケの家へと向かった。













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